暗号資産取引所「Bitgate(ビットゲート)」とは?基本情報・特徴・メリットなどを解説

暗号資産取引所「Bitgate(ビットゲート)」とは?基本情報・特徴・メリットなどを解説

Source: ビットコイン(BTC) – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ


暗号資産取引所「Bitgate(ビットゲート)」の基本情報やサービスの概要、取り扱う仮想通貨・特徴・メリット・デメリットなどを初心者向けにわかりやすく解説します。

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Bitgate(ビットゲート)とは

Bitgate-Logo

Bitgate(ビットゲート)とは、2010年3月31日に設立されたBitgate株式会社が運営している暗号資産取引所(関東財務局長 第00012号)です。ビットコインの使用が開始された2009年の翌年に設立された同社は、日本国内で特に長い歴史を持つ暗号資産取引所の1社であり、記事執筆時点ではビットコインとイーサリアムの2銘柄を取り扱っています。

なお、Bitgate株式会社の発行済み株式の100%は元々「株式会社SNC」によって保有されていましたが、2020年1月には株式会社SNCが株式の58.1%を「株式会社ダイコーホールディングスグループ」へと譲渡したため、Bitgate株式会社は現在”株式会社ダイコーホールディングスグループの子会社”となっています。

ビットゲートは取り扱う暗号資産の種類が少ないものの、マイニングリワード報酬機能・ペアレンタルコントロール機能などを搭載したスマートルーター「Moguスマートルーター」を販売するなど、独自のサービスを展開しています。

取り扱う暗号資産

Bitgate(ビットゲート)が取り扱う暗号資産は、2021年8月時点で以下の2種類となっています。

ビットコイン(Bitcoin/BTC)
イーサリアム(Ethereum/ETH)

サービスの種類・概要

暗号資産現物取引サービス

暗号資産現物取引サービスは、日本円との取引ペアで暗号資産を売買することができるサービスです。ビットゲートは元々ビットコインのみをサポートしていましたが、2021年5月にはイーサリアムの取り扱いが開始されたため、現在は合計2種類の仮想通貨を売買することが可能となっています。

ビットゲートは暗号資産取引手数料が無料となっているため、毎回の取引手数料を気にすることなく暗号資産を売買することができます。また、同社は初心者でも簡単に利用することができるトレードツールも提供しているため、パソコンなどでチャート分析を行いながら本格的なトレードを行うこともできます。

この取引ツールはレイアウトを自分好みにカスタマイズすることもできるため、自分の取引スタイルに合わせた取引環境を構築することも可能です。

(画像:Bitgate)(画像:Bitgate)

ハイパーウォレットサービス(法人向け)

ハイパーウォレットサービスは、1つのアカウントで複数の暗号資産アドレスを管理することができる法人向けサービスです。一般的なサービスでは「1つのアカウントに1つの暗号資産アドレス」が割り当てられていますが、このサービスでは「1つのアカウントに複数の暗号資産アドレス」を割り当てることができるため、様々な形で活用することができます。

通常、暗号資産を別のウォレットに送金する場合には送金手数料がかかりますが、ビットゲートは「法人口座内部の複数アドレス間における移動」や「提携企業の会員(個人)への送金」をオフチェーン化しているため、少額の暗号資産を送金手数料無料で迅速かつ安全に移動することができるようになっています。

また、保管される暗号資産はインターネットに接続されていない”コールドウォレット”で分別管理されているため、紛失・盗難のリスクも軽減されています。

新規暗号資産取り扱い支援サポート

ビットゲートはフィンテック促進のために「新規暗号資産取り扱い支援サポート」も提供しています。”日本国内取引所への暗号資産上場”を希望するプロジェクトオーナーは、ビットゲートに申請を行うことによって暗号資産上場のサポートを受けることが可能です。

具体的には以下のような流れで手続きが進められていくことになると説明されています。

  1. 暗号資産(未発行・既発行)のプロジェクトオーナーもしくは企業様のデューデリジェンス
  2. 暗号資産のデューデリジェンス
  3. 申請企業もしくは団体の社内体制の整備
  4. 暗号資産取り扱い申請(自主規制団体へ提出)
  5. Bitgateにて取り扱い開始(不備がある場合は訂正や修正を適宜行う)
  6. モニタリング

各種手数料

口座開設・維持手数料

口座開設手数量 無料
口座維持手数量 無料

日本円の入出金手数料

日本円クイック入金 440円(税込)
日本円振込入金 銀行振込手数料分のみ
日本円出金手数料 550円(税込)

暗号資産入出庫手数料

銘柄 入庫手数料 出庫手数料
ビットコイン 無料(*1) 0.001BTC(*2)
イーサリアム 無料(*1) 0.01ETH(*2)


(*1)マイナーへの手数料はユーザー負担
(*2)出庫手数料はトランザクション量によって変動する可能性あり

Bitgate(ビットゲート)のメリット

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暗号資産現物取引の手数料が無料

Bitgate(ビットゲート)の暗号資産現物取引サービスは取引手数料が無料となっているため、頻繁に売買を繰り返す場合でも手数料を気にすることなく気軽に暗号資産を売買することができます。

一般的な暗号資産取引所では、仮想通貨を売買するたびに数%の手数料が徴収されるため、大量の仮想通貨をトレードする場合にはそれらの取引手数料がネックとなりますが、ビットゲートは取引手数料を気にすることなく自由に取引できるという利点を有しています。

カスタマイズ可能な取引ツール

Bitgate(ビットゲート)は、初心者でも簡単に利用できるように設計されたカスタマイズ可能な取引ツールを提供しています。このツールでは複数のチャートを同時に表示させることもできるようになっており、売買注文のボタンも好きな場所に設置することができるため、自分の取引スタイルに合った取引環境を構築することができます。

また、ビットゲートは「ストリーミング注文・指値注文・逆指値注文・OCO注文」などといった様々な注文方法を提供しています。

Bitgate(ビットゲート)のデメリット

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取り扱う暗号資産の種類が少ない

Bitgate(ビットゲート)が取り扱っている暗号資産は記事執筆時点で「BTC・ETH」の2銘柄となっているため、その他国内取引所と比べると『取り扱う仮想通貨の種類が少ない』というのが現状です。

これら2つの暗号資産は世界中で知られる代表的な暗号資産であるため、比較的安心して取引することができますが、『そのほかの色々な暗号資産を取引したい』という場合には別の暗号資産取引所を利用する必要があります。

取引できる時間が限られている

Bitgate(ビットゲート)で取引できる時間は「土・日・祝を除く平日の9:00~17:59(メンテナンス時間を除く)」となっているため、『24時間365日自由に取引したい』という方には不向きな取引所となっています。

一般的な暗号資産取引所は基本的に平日・土日関係なく自由に取引できる環境を提供しているため、24時間365日自由に取引したい場合には他の暗号資産取引所を利用する方が良いでしょう。

>>「Bitgate」の公式サイトはこちら

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