ビットコイン強気相場は無傷「価格上昇は続く」と予想:著名アナリストPlanB
Source: ビットコイン(BTC) – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ
S2F(ストック・フロー)と呼ばれる価格予想モデルを用いてビットコイン価格予想を行なっている著名アナリストPlanB氏は2021年4月19日のツイートで先日のBTC価格急落についてコメントし『今回の急落は通常の精算イベントであり、ビットコインは強気相場はまだ無傷である』との見解を語りました。
こちらから読む:Venmo、暗号資産取引サービス開始「暗号資産」関連ニュース
「ビットコインの強気相場は無傷」だとコメント
ビットコイン(BTC)の価格は先日18日に6万ドルから5万ドル付近まで急落しており、記事執筆時点では「1BTC=55,000ドル(約600万円)」前後で推移していますが、S2F(ストック・フロー)と呼ばれる価格予想モデルを用いてビットコイン価格予想を行なっている著名アナリストPlanB氏は『ビットコインの強気相場はまだ終わっていない』との考えを語っています。
PlanB氏は2021年4月21日のツイートで『ビットコイン価格は少し下落したが、供給不足であることは事実であり、成長を続けている』と述べた上で、『私が思うに今回の下落は通常の精算イベントであり、強気相場は無傷で本格的に盛り上がってきている』とコメントしています。
IMO just a normal liquidation event, where dumb leveraged longs hand over their coins to smarter and stronger hands. Bull market untouched and in full swing.
— PlanB (@100trillionUSD) April 18, 2021
私が思うに今回の下落は通常の精算イベントです。これによってレバレッジ取引でロングポジションを持っていた愚かな人々なコインが、より賢い人々の手に引き渡されました。強気相場はまだ無傷で本格的に盛り上がってきています。
RSI=95に必要なBTC価格は「92,000ドル」
PlanB氏は2021年3月27日のツイートで『ビットコインの強気相場が終わるにはまだ早い』との見解を語り、『2011年・2013年・2017年のビットコイン強気相場では少なくとも3ヶ月以上は月間RSI(*1)が”95″を上回っていたものの、現在の月間RSIはまだ”95″にすら達していない』と指摘していました。
(*1)RSI(相対力指数):金融市場の分析に使用される技術的指標のこと。一定期間の相場における「値上がり幅」と「値下がり幅」を活用して値動きの強弱を数値で表したもので、「買われ過ぎ」なのか「売られ過ぎ」なのかを判断する際などに使用される。
同氏は2021年4月14日のツイートでもこのことを指摘しており、『ビットコインのRSIはまだ92で、まだ95を上回っていない。4月の終値でRSIが95に達するために必要なBTC価格を計算した結果、92,000ドル(約993万円)だった』と報告しています。
(画像:PlanB氏のツイート)
PlanB氏が公開した画像では「2013年と2017年のビットコイン強気相場でも、RSIが95付近まで上昇したタイミングで一度大幅な下落が起こり、その後再びビットコイン買いが強まった」ということが示されているため、今回も同様の動きが繰り返されるのであれば、ビットコイン価格はここから再上昇して1BTC=700万円付近の過去最高値を更新する可能性もあると考えられます。
ビットコイン価格は記事執筆時点で600万円付近まで回復しているため今後の動きにも注目です。
こちらの記事も合わせてどうぞ
2021年4月21日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格
ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は先日18日に580万円付近まで急落したものの、その後はやや回復しており、2021年4月21日時点では「1BTC=6,003,646円」で取引されています。
2021年3月22日〜2021年4月21日 BTCのチャート(引用:coingecko.com)
ビットコイン(BTC)などの購入は豊富な暗号資産を取り扱っている暗号資産取引所Coincheckからどうぞ。