BINANCE:ビットコイン入金で「SegWit」に対応|送金時の注意点も
Source: ビットコイン(BTC) – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ
暗号資産取引所「BINANCE(バイナンス)」は2020年12月24日に、同社のビットコイン(BTC)入金サービスが「SegWit(セグウィット)」に対応したことを発表しました。BINANCEユーザーはBTCの入出金を行う際に「BTC(SegWit)ネットワーク」を選択することによって、取引手数料を削減することができるようになります。
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BINANCE:BTC入出金の両方で「SegWit」に対応
BINANCE(バイナンス)は2020年12月24日に、同社のビットコイン入金サービスが「SegWit(セグウィット)」に対応したことを発表しました。BINANCEは既に「ビットコインの出金サービス」でSegWitをサポートしていましたが、今回の対応によってBTCの入出金両方でSegWitがサポートされたことになります。
セグウィット(Segregated Witness/SegWit)とは
セグウィット(Segregated Witness/SegWit)とは、仮想通貨取引の問題とされていたスケーラビリティ問題を解決するための技術の1つであり、 ブロックに入れるトランザクション(取引履歴)のフォーマットを整理することによって、より多くのデータをブロックに入れることができる仕組みとなっています。
この技術を使用すれば1ブロック内に含めるトランザクションの量を増やすことができるため、取引承認作業の速度が向上し、取引手数料も安く抑えることができるようになります。
手数料削減に役立つが「注意点」も
BINANCEはビットコイン送金時に「BTC(SegWit)ネットワーク」を選択することによって、SegWit(bech32)アドレスに資金を送金することができると説明しており、SegWitは手数料の削減に役立つはずだと述べています。
また、今回の発表では「SegWit利用時の注意点」についても説明が行われており、『互換性の資産を誤ったアドレスに送金してしまった場合には、資金を回収することができなくなり、損失が発生してしまう』と強調されています。
ビットコイン(BTC)の「送金時間が遅いこと」や「送金手数料が高額であること」は数年前から問題視されていましたが、最近では「SegWit」や「Lightning Network」などの技術が主流の取引所・サービスなどでも採用されてきているため、これらの技術採用が今後も進むことによって、BTCがより使い易いものになり、ビットコインの普及にもつながると期待されます。
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